Atelier YOROZUのお片付けブログ
では、具体的に持ち続けるものはどんな基準で選んだら良いのでしょうか。いざ選択しようと思うと、なんでも必要に見えたり、今まで散々ぞんざいな扱いをしてきた物が急にもったいなくなってくるから不思議です。
しかし、物が多ければ多いほど、片付けにかかる労力は増えていきます。以下に手放す基準、残す基準の代表例を上げました。
自分の価値基準を明確にし、使う物、必要な物、好きな物、そして、残した物のために割ける収納スペースの広さを考えた上で選ぶことが大切です。そうやって自分の生活や好みに向き合う時間だからこそ、「選択」は70%なのです。
もちろん持ち物が減れば減るほど散らかりにくくはなりますが(散らかるには物が必要ですから!)、目指すところがミニマリストでもない限り「極限まで物を減らす」と言う目線で見ないほうが良いでしょう。
いったんすべてを選択のステージに上げてみて、自分が心地よく暮らせることを第一に考えた上で家の中に残すものを「選択」してみてください。
今まで部屋が片付かずに苦手意識を持っていた人は、いきなりスッキリとは行かないかもしれません。自分にとって「残すべきもの」を選び取るアンテナは、鍛えることで強くなっていきます。
ですから、何度も「選択」を繰り返し、自分が管理できる物量に近づけていきましょう。
どんなに使っている、必要、好きの基準に合致したとしても、その一つ一つを管理できなければ自分のキャパシティーを超えた量を持っているということ。
管理できない量の持ち物は、よく考えてみると実は使っているつもりだけで最後に使用したのがいつか思い出せなかったり、好きなつもりでもいつの間にか扱いが雑になって大事にできていなかったりするものです。
自分にとって無くてはならない物なのか判断がつかないときは、保留箱に入れて一年間保管してみましょう。答えが出てきます。